はじめに
カリフォルニアにはサーフスポットが無数に有る。ロサンゼルスから車で約1時間で行ける場所に絞っても、南はニューポートビーチ、北はベンチュラに至るまでサーフスポットがひしめいている。
サーフトリップで誰もが知っているメジャーな場所に行くのも良いだろうが、時間があればドライブがてら各ポイントに行くのも良いと思う。場所が変われば波質も景色も大きく違ってくるので、サーフトリップがより楽しくなるだろう。
なお、カリフォルニアでの冬場のサーフィン装備やロサンゼルス近郊の初心者向けサーフィンスポットについての記事もあるので気になればチェックしてもらいたい。
Leo Carillo
レオキャリオとは
レオキャリオはロサンゼルスのダウンタウンからベンチュラ方面に車で1時間程いったところにあるサーフポイントだ。
こちらの記事で紹介したカウンティラインとは目と鼻の先で、車で約3分程度の距離にある。サーフラインにも載っている有名な場所ではあるが、ブレイクする場所が海面に飛び出た大きな岩横がメインとなるため、ポイントのキャパシティはあまり無く、混んでいる時はスルーするほうが無難な場所だ。ただし平日昼間等は結構空いているので、もしラインナップに人があまりいなければ一度は試す価値のあるポイントだ。
なお、レオキャリオはカウンティラインのように舗装されてない土階段を上り降りする必要がないためか、小さい子供を連れたファミリーにも人気の憩いの場所となっている。
行き方
パシフィックコーストハイウェイ（PCH）をひたすら進むと着くので、迷うことはまず無いだろう。カウンティラインには3分程で行ける場所なので、とりあえずチェックしてみて、空いていたら立ち寄れば良いと思う。
駐車場
PCH沿いに無料で駐車出来る。スペースは広めなので、夏場の混雑期を除けば特に駐車に苦労することもないだろう。
サーフポイント
正面にある海面に飛び出た大きな岩の横から割れるライトのポイントブレイク。底は岩と丸石で結構滑りやすい。
マリブ同様南ウネリによく反応し、フェイスが広めで長く乗れる波が立つ。ただしマリブはロングボードの人がメインだが、レオキャリオはショートボードとロングボード・ミッドレンクスの割合は半々くらい。ロングボードでクルージングしている人もいるし、ショートボードで一回のライドで10回くらいリップしている人もいる。
このポイントの最大の特徴は、ブレイクするポイントが非常に限られているということだ。マリブやトラッセルのようなポイントもブレイクする場所は大体同じところだが、そうはいってもある程度は散らばるので、人がそこそこいても自分にチャンスが巡ってくるタイミングもあるだろう。
ただしこのポイントに限っては、割れる場所が岩横と決まっているので、人が沢山いると殆ど乗れない可能性が高い。行くと皆フレンドリーなポイントなので、自分の番が回ってくるのを待っていればいつか乗れるが、それならばカウンティラインやもう少し遠出してC Streetあたりまで行った方が沢山乗れて楽しいだろう。
反応するうねり
南西、南、南南東と南系のうねりに反応。
タイド
理想はMidタイド。Lowタイドも良し。
まとめ
ブレイクの質自体はとても良いがキャパシティが限られるため、普段使いにはおすすめ出来ない。もし空いているときがあれば是非試すと良いポイントだ。カウンティラインとは目と鼻の先なので、カウンティラインに行くついでにチェックするのがよいのかもしれない。
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